セロテープ®とOPPテープの違い
セロテープ®とOPPテープの
違いを知っていますか?

ニチバンのセロテープ®は、1948年の発売当初から一貫して植物性の原料を使用しています。セロハンの原料は木材パルプ、粘着剤は天然ゴムと松脂などの天然樹脂が主成分で、巻心は再生紙です。セロテープ®は環境に配慮したエコ製品です。
OPPテープは、ポリプロピレンフィルムに主にアクリル系粘着剤を塗布したテープです。原料は主に石油由来の成分で構成され、特にアクリル系粘着剤は特有の刺激臭を有しています。また、セロテープ®と比べ焼却時にはCO2を多く排出します。
どちらも透明なテープですが、このような環境面だけでなく、使いやすさでも大きな差があるのです。
基材 | 粘着剤 | 生産地 | |
---|---|---|---|
セロテープ® | セロハン (植物由来) |
ゴム系 (天然ゴム、天然樹脂) |
日本 |
OPPテープ | ポリプロピレンフィルム (石油系) |
アクリル系など | 主に海外※ |
※OPPテープすべてが海外製ではありません。
OPPテープとのここが違う!
ニチバンのこだわりポイント5

-
力をかけず素早く切れる
軽い力で
スムーズにカット思ったとおりに
サッと引き出せる無駄なく
使いやすい! -
しっかりと
よく貼りつく様々なシーンで使える
-
静電気が
起こりにくいピタッとキレイに貼れる
-
においが少ない
様々な用途で使える
-
CO2排出量が
少ない
力をかけずに素早く切れる
- しなやかなのでカットするときに軽い力でスムーズに切れます
- 必要な長さだけサッと引き出せて思った通りに無駄なくカットできます
サッカ台でのレジ袋止め作業で調査


調査協力:大日本印刷株式会社
一般女性モニター10名による作業調査
しっかりとよく貼りつく
- 粘着力、保持力が高いので、しっかりとよく貼りつきます
- 天然ゴムなので、低温時でも安定した性能を発揮します
レジ袋で調査
粘着力
※テープではがす時にかかった力を
計測しています(単位:N/10mm)

低温環境で調査
低温粘着力(5℃)
※ステンレス鋼板でテープをはがす時に
かかった力を計測しています(単位:N/10mm)

一般特性
保持力
※粘着剤のずれに対する抵抗力を表します。
数値が低いほど、保持性に優れています。(単位:mm/15mm X 20mm . 200g.1h)

セロテープ®の構造0.05mmの中に4つの層

静電気が起こりにくい
- 天然素材だから静電気が発生しにくい
- 紙や袋をひきつけないから貼りやすい
- 貼った後にホコリを寄せ付けにくい
帯電量
※引き出した際にテープ表面(1枚の状態)に発生した
電気量(単位:kV)

テープを引き出した時に発生する静電気で、テープ表面にどのくらいの小麦粉が付着するのか実験
〈ニチバン社内でテスト〉


においが少ない
- OPPテープと比べて特有のにおいが少ない
- 一般の家庭はもちろん、においに敏感な食品包装にも安心して使えます
した臭気強度

調査協力:弊社委託分析会社 嗅覚検査に合格した課員6名による臭気強度の調査
臭気強度(6段階臭気強度表示法)
においの強さを0~5の6段階で評価する方
- 無臭
- やっと感知できるにおい(検知閾値濃度)
- 何のにおいであるかがわかる弱いにおい(認知閾値濃度)
- 楽に感知できるにおい
- 強いにおい
- 強烈なにおい
CO2排出量が少ない
- OPPテープよりもCO2排出量が少ないので環境に優しいエコ商品です
(巻心含む1巻あたり)


セロテープ®はバイオマス製品であり、バイオマスに含まれる炭素分は植物が、その成長過程において大気中のCO2を固定したものであるため、バイオマスを焼却しても大気中のCO2は増加しません